売上高は事業規模を見る数字
売上高は商品やサービスの販売額を表します。伸びていれば事業規模が拡大している可能性がありますが、値上げ、為替、買収、会計処理の変更でも増えるため、売上高だけでは収益性は判断できません。
営業利益は本業の稼ぐ力を見る数字
営業利益は、売上高から売上原価や販売管理費を引いた本業の利益です。決算短信では営業利益の増減理由を重視します。売上高が増えても営業利益が減っている場合、原材料費、人件費、広告費、研究開発費などの増加が利益を圧迫している可能性があります。
経常利益と純利益の注意点
経常利益は営業外収益や費用を含めた利益です。為替差益、受取利息、持分法投資損益などが影響します。純利益は最終利益ですが、特別利益や特別損失、税金の影響を受けます。純利益だけが大きく伸びた場合は、一過性の要因がないかを確認します。
比較は利益率も見る
売上高と利益額だけではなく、営業利益率や純利益率も見ると変化が分かりやすくなります。売上が増えて利益率も改善している場合は、価格転嫁や固定費効率化が進んでいる可能性があります。